タッセル作りを始めた姉
結婚して別々に暮らしている姉の家へ遊びに行ったとき、その家のカーテンでちょっと珍しい装飾を見つけました。
不思議に思ったのでそれについて姉に問い質してみると「それはタッセルというのよ。実はその教室に通っててそこで作ったのよ」と、自慢気に答えました。
姉は昔からそんなに器用なほうではなく、そのタッセル教室に通っているということに私はとても驚きました。
どちらかといえば大雑把でがさつなところがありますので、まさか手芸に趣味を見出すとは思ってもいませんでした。
姉の旦那さんはそんな姉とは打って変わってとても細やかな神経の持ち主ですので、もしかしたら旦那さんに影響されたのかもしれないと思いました。
カーテンに飾ってあったタッセルはシンプルながら上手くカーテンを彩っており、インテリアとしてかなり際立っていました。
あまりインテリアに対してさして興味のない私が気付くくらいですから、彩りという点で成功しているということがよくわかりました。
不器用な姉にそこまで仕込ませることができたということは、よほど優秀な講師のいる教室なのだろうということが想像できました。
そして、最近ではそうした姉のような主婦をターゲットにした教室が増えているということを実感しました。
今まであまり取り組んでこなかった分姉はすっかりハマってしまったようで、そのマイブームはまだまだこれから続いていきそうです。
ですので、これから姉がどんなタッセルを作るのかとても楽しみです。