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親知らずは放置しないでください!

みなさん、ある程度、歳をとってからはえてくる親知らずに苦しめられた経験はございませんか。わたしは姫路の某歯科医院に勤務しているものです。そこでよく聞くのが親知らずが痛んで仕事に集中できないという悩み。

親知らずは一番奥にはえてくるから毎日、歯磨きしても絶対、磨き残しがあるし、なんせ、ものすごく虫歯になりやすいのです。また一番奥にはえてくることで顎の骨にぶつかって口が開かなくなってしまうこともあります。わたしの今までの経験上、親知らずがはえてきたから抜いてほしいと来てくれる患者さんはごくわずか。

だいたいの患者さんは親知らずが痛いから抜いてほしいと来院されるのです。がしかし、痛くなってから来るようじゃそれは手遅れなのです。痛くなってからくる患者さんの親知らずはだいたいが根っこもろともボロボロになっていて一発で綺麗き抜くことができません。

歯を抜くときは歯科医師が専用の道具でいったん歯を脱臼させているのですが、ボロボロになってしまった歯を脱臼させようと力を加えれば粉々になってしまってその破片を一個ずつ探して抜き残しがないようにないようにするのはすごく難しいし、時間かかるし、なんといっても患者さん自身に苦しい思いをさせてしまうのです。

だから、親知らずがはえてきたら、なるべく早めに抜いた方があとでつらい思いをせずに済むと思います。また、親知らずを抜いた後も気をつけなければならないことがあります。まず一個目は長風呂。長時間、湯船につかるのは血行を良くしてしまうので患部がジンジンと痛んでしまいます。
湯船につかりたいのであれば、半身浴をおすすめします。二個目は深酒。親知らずにかかわらず、歯を抜いた後に大量にお酒を飲むのは危険です。
たまに、アルコールだから、消毒になるからむしろ飲んだ方が良いと誤った認識をしている方がいらっしゃいますが、それは大きな間違いなのです。最後に三個目が激しい運動。これも血行を良くしてしまい、患部が痛くなってしまいます。親知らずだけではなくて、基本的に歯を抜いた後は安静にしていましょう。最後に、永久歯を失ってしまうと二度とはえてこないし、食べものもおいしくいただけなくなってしまったりします。一生ものだから、ぜひ大事にしてあげてください。