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羽生結弦選手がインフルエンザで全日本選手権欠場になった件

日本フィギュア選手権を2日後に控えていた12月21日、羽生結弦選手がインフルエンザのために欠場すると発表になりました。
羽生選手は日本スケート連盟を通じて「応援してくださっている皆様、スケート関係者の皆様、スポンサーの皆様、メディアの皆様、そして全日本フィギュアスケート選手権大会を楽しみにしてくださっている皆様、ご心配とご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。今は安静加療に専念し、体調をしっかり戻していきたいと思っております」と、コメントしています。
確かに、楽しみにしていたファンにとっては残念ではあるけれど、こればかりはしようがないですよね。
アスリートは体脂肪率が低いですから、風邪などに掛かりやすいと言われています。
ジュニアの本田真凜選手もインフルエンザでジュニアグランプリファイナルを欠場しています。
特に羽生選手は子供の頃から「喘息持ち」です。風邪を引くと喘息の症状が起きてしまう可能性があり、普通の人より悪化する恐れがあります。
いつもマスクをしているのも、普段から予防しているためです。

しかし、羽生結弦という選手はジェットコースターに乗っているような人生を送っていますね。
フィギュアスケーターとして才能を伸ばし始めた頃に東日本大震災に遭い、練習場をなくします。
全国のアイスショーを転々としながら練習をしていましたが、オリンピックで金メダルを獲るため、カナダを根拠地にし、見事にソチ五輪で金メダルを獲得します。
オリンピックの次のシーズン、グランプリシリーズの中国大会でその事故は起こります。
フリーの6分間練習で選手と激突としていますのです。
血だらけの彼はそれでも演技を強行、次のNHK杯にも出場します。
ギリギリでGPファイナルの出場権を手にして、最高の演技で頂点に輝いてしまうのです。
ところが、その後、腸の病気で手術。病み明けの世界選手権は銀メダルに終わりました。
翌シーズンは世界最高得点を叩き出すも、足の甲のけがでスケートができない状況になりました。
予定していたアイスショーもすべてキャンセルすることになりました。
そのため、今シーズンはスタートが遅れてしまったのですが、最終的にはGPファイナルを制しました。
ところが、今度はインフルエンザです。
今、彼はジェットコースターは一番下のところにいるのではないでしょうか。
そして年明けは下からグ~ンと頂点まで駆け上ってきてくれると信じています。

さて、羽生選手の今後はですが、全日本選手権を欠場してもGPファイナル優勝という実績から3月の世界選手権へ派遣されることは間違いないでしょう。
その他に、四大陸選手権平昌オリンピックと同じ場所で開催されるため、オリンピックの舞台を経験したいと考える選手が多く、羽生選手も例外ではありません。
ほかにも北海道でアジア選手権もあり、連盟は選手の派遣については選手の意向を優先すると言っているそうです。
今シーズンはあと2戦に出場することになりますが、それを含めても羽生選手の競技としての演技を見るのはあとわずかです。
今大会はファンにとっては貴重な大会だったため、ショックも大きいと思います。
多くのファンがSNSでコメントしているように羽生選手にとって必要な休みだったということです。
疲労が残ったまま、前シーズンのように酷使してしまうとけがを悪化させる可能性もあります。
羽生選手はまだまだ、勝利の女神に好かれているのでしょう。
年明けの彼の演技に期待しましょう。